栗戸から黄牛の滝までは４ｋｍちょっと。車で１０分ほど。
前回にも増してスゴイ水量で、飛沫がレンズにバンバンあたる。

黄牛の滝から稲葉川を遡ること約５ｋｍ、
竹田市と久住町の境にある米賀の滝まで
車で１０分。
前回、この手前で日が暮れ、霧に巻かれ
漆黒のなか自位置を失ったときに、道を
問うた家から１００ｍと離れていない所に
その滝はあった。
石橋の向うに見つけたその滝は、川を斜めに
切り、幅は目見で２０ｍ強（資料には３５ｍ
とするものもある）。流麗な滝である。

既に１４時。次なるターゲットは熊本県は
小国町なる蓬莱川の無名滝。裏見の滝で
有名？な、鍋ヶ滝の上流の滝だ。

国土地理院に地図（２万５千図「宮原」）の小薮という集落の
南には、間違いなく滝マーク。どう見ても滝マーク。
しかし、そこには砂防ダム。どう見ても砂防ダム（しかも２個）。

・・・気を取り直して杖立川西岸の細道を北へ進む。うまくいけば
南東５００ｍに土田滝が見えるかと思ったのだが、杉が密生して
いて何も見えぬ。

・・・気を取り直して更に北へ。ものすごい登りを上がりきった先の山甲川に
地図どおり滝を見つけた。ヤブの奥に。っていうかヤブ！　１０ｍ前後の直瀑
らしい。撮ってはみたがヤブしか写らなかったのは言うまでもない。